先週の土曜日(2/25)はアーキフォーラムでした。
ゲストは歴史工学家(!)の中谷礼仁氏。彼の大阪での成果をギュッと凝縮した内容で、期待を裏切らないエンターテイナーぶりを見せていました。てことで私見を交えたレクチャーノートをそのまま転載。より深い理解を得たい方は中谷さんのページを参照のこと。(アセテートも可)
−several-ness−(幾つか性)(←plural⇔singular)
(事物の連鎖と人間)
例えばコップの可能性・転用性(1×∞:100×∞)
−大阪での先行形態−(10+1 No.37)
都市連鎖学(古墳が「いた」という体感)
重層した都市の中で1つのポイントがどれをアプライするのか
(cf.明治21年測量図)
1.)中の島
コンテクストのゆるい土地(シーザー・ペリの手遊び)
2.)福島
地割への執着(日本人)
3.)御堂筋
1500年代後半・秀吉・20間×40間
4.)難波
屠殺場、刑場⇒権利、余白、図と地←無意識的物性←先行形態
5.)条里制
道を想定しないグリッド
6.)上野芝町
古墳跡地の占拠
−ピラネージ(を突き動かしたもの)−
B.C.3Cのローマを(希望的に)復元した(←歴史の模造記憶)
牢獄の変遷と地図の変遷
ミラノ − パサージョ
↓ ↑ ← パルミラ(ローマ遺跡)
ダマスカス−バザール
積極的孤立化の可能性(←観光の功罪、お遍路とトーマス・クック)
「クール」な命題の正当化
「several-nessの汎用性」のところで、はっぴーえんどの「さよならアメリカ、さよなら日本」を鳴らしていました。あとで、「そのあとに住所不定無職低収入で恋は桃色なんだよね」と突っ込んでみましたが、何か考えてそうなので後日により深く突っ込んでみることにします。
「General」カテゴリーアーカイブ
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*修復完了しました。pallaさん、いつもありがとう。(06/03/06)
Diego Casanova
本日、1月6日から南船場の農林会館ビル内にある「Diego Casanova」での展示が始まりました。以前から北欧を中心とした家具や雑貨を扱うショップとして知られていましたが、今年からアートショップに変わり、その一人として私も参加することになりました。ここでの展示は今までと違ったアプローチで進めていきます。
一つのプロダクト(商品)が完成するまでには、幾つものプロトタイプ(試作品)を必要とします。通常、他人には見せないものなのですが、この場所ではプロトタイプを中心に展示し、デザインの流れを見せていきます。そのデザインは洗練されきったものではなく、どこかしらに「ほころび」があります。例えば、電球の取替えが簡単ではなかったり、安定供給できない部品を使っていたりと。
「Diego Casanova」の展示を媒介として、見る側からの意見をいただき、作り手である私が「プロダクト」へと収斂させていくという関係がここで構築できれば、と思っています。
ちなみに画像は昨日数人の作家が集まったときのもの。
左にいるのがオーナーの吉田さん。
Diego Casanova(ディエゴ カサノバ)
大阪市中央区南船場3丁目2番6号
大阪農林会館 3F
http://www.diegocasanova.com/
*訂正:お店のリンク先の指定に誤りがありました。失礼!(06/02/02)
2006.1.1
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
2006年はいろいろと忙しくなりそうです。
展示するショップを増やしたり、イベントをしかけたり、などなど。
画像は今年の年賀状です。
このサイトをベースにしたものですが、色が暗いと指摘もあったので画像のようにここも色かえようかな。
’05忘年会
今年もやりました、忘年会。今年の参加者はムラバヤシ一家、palla一家、カワタさんの計7名(含む子供2名)。風邪をひいてたのでボボーとしてる間に終わってしまった。誰かにうつしてなきゃイイケド。
ANIMAL EXPO
リンクにもあるムラバヤシケンジがアニマルシリーズを封印するそうです。「これはイケナイ!」と我が家でも2体入手しました。「cumulus」での展示も終わり、現在はwebのみで販売されています。
http://www.kenzi.tv/animal/
この機会をお見逃しなく。というより、一人の作家の一シリーズの流れを見る意味でも「一見の価値あり」です。
weblog化!
言い出してからかなりの時間が過ぎましたが、やっとこさ当スタジオがweblog化しました。
実際には9月中にほぼ完成していたんだけど、細かい変更をしたくて製作者のpallaさんに待ったをかけていたのです。で、今まで進展もなく、「アップしてしまえばやらざるを得ない」と決断した次第であります。未だ、内容が前のページと混在しています。見にくいところもあるでしょうが、少しずつ改善していきます。皆さんこれからもよろしくお願いします。
なお、以前のページには右の「旧トップページ」からお入りください。
チャーリーとチョコレート工場
映画「チャーリーとチョコレート工場」を観る。
原作はロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」(1964)。私が小学生時代に読んだ本の中でも五指に入る、お気に入りの一冊です。その印象が忘れられず、成人してから改めて買って読んだほどのお気に入り。それだけに原作との距離を気にしつつの観賞となりました。
ティム・バートン、ジョニー・デップのコンビらしく、イイ感じにブラックで子供っぽく仕上げられていました。気になる原作との違いはほとんどなく、ウレシイ限り。ただ、エンディングにキチンと落としどころを付けていたので、原作の続編「ガラスのエレベーター宇宙に飛び出す」を彼らが製作することはなさそう。残念です。注文を付けるとすれば、ディープ・ロイ演じる「ウンパ・ルンパ族」のキャラクターが立ち過ぎていた点。扱いが多くなれば主人公を食ってしまうし、少なすぎれば原作を削ることになる。テレビのシーンで、現代アメリカを象徴するテレビ番組「オフラ」を使ったり、某有名SF映画の1シーンを拝借していたのも、ちょっとイタダケナイと感じました。音楽はこのコンビには欠かせないダニー・エルフマンが担当。前半は大好きだけど、後半は少しダレました。
本作とは関係ないけれど、今流通している日本の翻訳書が柳瀬尚紀の翻訳だったことをパンフレットを読んで知りました。彼の翻訳は原文に忠実なことで知られています。フィネガンズ・ウェイクなんかは彼以外には不可能な仕事です。確かに以前の翻訳に直訳的な表現が多いのは事実。柳瀬尚紀が物足りなさを感じて触手を伸ばしたのも納得できます。ところが、パンフによると挿絵が原作のものと違っているのです。同じことは「アリス」のシリーズでも起きています。彼が望んでのことなんだろうか。新たな疑問が湧いてくる。
夏休み
いろいろと仕事があるのも放っぽって、少しの夏休みを。
滋賀は大津を拠点に、長浜、比叡山、草津と散歩三昧。
長浜ではsugaharaのガラスを買う。ココでなくても買えるんだけれど、気に入ったんだからしょうがない。タンタンのフィギュアを入れて見ました。
Mexico-Day6
テポストランの教会には、アコールマンと同様に原住民の手による装飾があります.その撮影に.行き帰りに寄り道をする.
途中にメキシコ自治大学(UNAM)があったので、有名な中央図書館のモザイク壁画を鑑賞、撮影.
テポストランの教会、ファサード装飾の詳細.舌を伸ばす獣がイイ.
テポストランの教会の回廊.写真ではキレイなんだけれど実物は結構いい加減で、やる気が少し失せる.
帰りはHPシェルで有名なフェリックス・キャンデラ設計の教会(教会ばっかり見てるなあ)を見学.まずはサンタ・モニカ教会へ.残念ながら内部は観れず.
続いてイグレシア・デ・ラ・ヴィルヘン・ミラグローサ教会へ.内部も見学.そのアップはまたの機会に.
最後の夜が更けてゆく.day7は夜も開けきらぬうちに空港へ.以上がメキシコ顛末記でした.
ではここまでをまとめておきます.
・Mexicoに
・Mexicoから
・Mexico-Day1
・Mexico-Day2 その1
・Mexico-Day2 その2
・Mexico-Day3
・Mexico-Day4その1
・Mexico-Day4その2
・Mexico-Day5