General」カテゴリーアーカイブ

Pallalink / Creatures of the city『都市の怪物』


本日5月25日より6月10日までの2週間、月眠ギャラリーで友人のpallaさんが個展を開催します.今日はその搬入を手伝いにいってきました.いつもの様に、あるところは突き抜けてスゴくて、ほんの残りの少しは限りなくイイカゲンです.まずは彼のサイトにトンデみてください.また6月4日にはアーティスト・トークがあります.私も参加予定.是非にもお越しを!

Mexico-Day5

早朝よりメキシコ・シティーから車で2時間ほどのパチューカへ遠征.メキシコ・シティーの「phototeka」(INAHの画像管理部門)には、(一部を除いて)テキスト・データしかなく、画像のアーカイブ(ナマ写真)を求めて「phototeka」本部のあるパチューカにまで赴いたわけです.
そして、帰りは少し迂回路をとってバラガン設計のサテライト・タワーを観察.

みんな大好き、INAHロゴ.

「phototeka」本部は元々修道院だったそうです.で、この画像は隣接している教会堂.

何とか日没前にサテライト・タワーへ到着.陸橋を渡って近くまで移動.

それぞれの塔には扉が付いています。保守点検用で上まで登れるんだろうか?

少し気を

抜いてたら、logが放ったらかしになってました.またドンドンあげていきます.

Mexico-Day4その2

アコールマンの教会堂をじっくり見ても、まだ午前中.そこで、ここから車で30分ほどのところに位置するティオティワカン遺跡に移動.テレビのコマーシャルなどでも有名な場所です.

ティオティワカン「月のピラミッド」.いいアングルで撮れたと思ったら、手前のゴミ箱が一番よく撮れてました.

「月のピラミッド」頂上からの眺望.左上が「月のピラミッド」の1.5倍ある「太陽のピラミッド」.

中谷さんと笛吹きオヤジの値段交渉が決裂した瞬間.

「太陽のピラミッド」.時間なく、登頂は断念.
エジプトのピラミッドを見たときにも感じたのですが、同じものの積み重ねが常軌を逸脱した規模に達すると、人の感覚を超えてしまうのかもしれません.「よー作りよったなぁ」とは思えても、感動はなかった.私の仕事が「身の丈スケールのモノづくり」である、というのも理由の一つなのかもしれません.

Mexico-Day4その1

初めてメキシコ・シティーの中心部を出る.メキシコ・シティーは大気汚染がひどい、と聞いていたけれど、都市部を出て実感しました.この日の目的はアコールマン(Acolman)の教会堂.建物正面には原住民の手による装飾が残っている.その画像を獲得するのだ.(って撮影は中谷さんだったんだけど)

教会堂(博物館でもある)は朝9時からだというのに、7時に到着.撮影開始.

その甲斐あってか、現在閉鎖中の教会堂内部も見せてもらえました.足を踏み入れた瞬間、ここが特別な空間である、というのが伝わってきました.整合性がないのに統一感のある不思議な空間.

正面以外は実に簡素な造り.

教会堂の外観は城塞のような造りなのに、中庭だけは南スペインで見たような、緑豊かで心地よい空間でした.

Mexico-Day3

この日は朝からルイス・バラガン設計の自邸とヒラルディ邸を見学に.


ホテルから最寄りの地下鉄駅(Insurgentes駅)では何かのセレモニーが行われていました.地下鉄はどこまで乗っても2ペソ(約20円).さして安いと感じられなかった物価と比べて考えるに、貧富の差があることを実感する.


残念ながらバラガン邸内部は撮影禁止.レセプション付近の撮影でガマン.


実はバラガン邸と間違えて、先にヒラルディ邸へ行ってしまい、あわてて移動.ファサードをちゃんと見たのは、内部を見学した後のことでした.


ヒラルディ邸も内部の撮影はバツ.有名な邸内のプールには少なからず衝撃を受けました.


午後は国立人類学博物館に移動.日本と同じく月曜日はお休みだったのですが、強引に交渉を成立させ、INAH(Mexican Instituto Nacional de Antropologia e Historia / National Institute of Anthropology and History : 日本で言うと文化庁の一機関のようなもの)の本部に移動.画像はその中庭を覆う天窓.中央に見えるINAHのロゴが良い.有名な「太陽の石(アステカ・カレンダー)」をモチーフにしている.従って半開きの目のように見えるのは、実はアッカンベーの舌なのです.

Mexico-Day2 その2

二日目、午後はソカロ(中央広場)に移動.


ソカロ(中央広場).アステカ帝国時代からの中心地であったこの場所は、コルテスの征服後のスペイン統治下でも中心地として存続した.既存の神殿などは破壊され、埋め立てられ、その資材はソカロに面するカテドラル(画像正面)や国立宮殿(同右端)の建設に再利用された.


そのメトロポリタン・カテドラル.メキシコらしさいっぱいのコッテコテのファサードでした.


長すぎた工期(1563年着工、1681年完成)のためか、様式に整合性の感じられない内装.


しかし、バロック時代内につくられたのは事実.興味を引く破綻もなく、今回の旅行のテーマからははずれる.


それでも入り口をくぐるときには何だか神聖な気分になるものです.


(資材となった)テンプロ・マヨール遺跡から(それがつかわれた)建物たちを見返す.


テンプロ・マヨール博物館.概してメキシコシティーの近現代建築には、よくできたものが多かった.


日も暮れ始め、ヘロヘロになってこの日は終わり.

「De-sign Room」に出展

明日3月7日より「扇町インキュベーションプラザ メビック扇町」の「De-sign Room」というイベントに参加します。デザイナーがそれぞれのオリジナルプロダクトを持ち寄って一つの“雑貨店”を作り上げる、というコンセプトだそうです。特に3月25日までの最終週が、他の出展者も含めて盛り上がりそうです。是非お越しを。
詳しくはコチラをご覧ください。
http://www.mebic.com/event/

Mexico-Day2 その1

二日目の午前中は国立人類学博物館.建物、展示、展示物のどれをとってもすばらしい博物館でした.


博物館のエントランス・ホールを抜けて中庭に進む.どこをとってもスキのない、よく考えられた設計でした.(1964年、ペドロ・ラミレス・バスケス設計)


どっしり座るえらい人.


亀の人.


むーふ、うーな人.


うーいーな人.


ライディーンな人.


くわえタバコでデジカメ画像を確認する私.長時間のフライト(しかもアメリカの空港経由)の後だけに、タバコを吸える自由はありがたかった.


わかんなくなったヘビ.アンモナイト絶滅の過程を示す化石に、これに似たのがある.不思議な相似.