明けましておめでとうございます
寅年です。30年来の虎ファンをやめようかなってときに巡ってきました。
昔は「寅」ではなく「動く」という意味を持つ「イン※」(※虫ヘンに寅)という漢字を用いていたそうです。春が来て草木が生ずる状態を表しているのだとか。それが転じてこの漢字、日本語では「ミミズ」とも読みます。昨今の世相もそんな雰囲気だし、のんびり行きましょう、私の場合まだ後厄だし。
本年もよろしくお願いします。
“形”STUDIO/田中おと吉 2010.1.1
※画像の2歳児が「寅」と書いたわけではありません。書いたのはその祖母であります。また、「虫寅」の背景色などがターコイズブルーなのはパントン社が来年の色だとお決めになったのを採用してみました。
「General」カテゴリーアーカイブ
長らく
アーキフォーラム/藤森照信の巻
半年ぶりのアーキフォーラムは藤森照信さんでした。藤森さんの話を聴くのは数年前の大阪ガスの講演会以来。今回もやはりエンターティナーでありました。雨のせいか、満杯にはなっていませんでしたが、当然立ち見が出ていました。
以下、私のノートより。
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自然の素材(特に植物)
1.丘の上の石の家(ポルトガル、絵描き)
2.ジェンネの大モスク(建築が地面から「目地なく」つづく)
3.投入堂(額縁を通して押し寄せる霊気)
自然の造形と建築 ⇒「神と人の差」
ハイデガー
「ギリシャ神殿あるからあの地の自然」
「橋がなければ両岸はない」
建築 − 人と自然をつなぐ補助的要素
神長官守矢史料館
民家風モダニズム⇒バイパス沿いのそば屋!
重村力→吉阪隆正
「ミスボラシイ」トタン屋根に置き換えれば?
割板 1本の木から2本
役人に「土足で日本画を観るのか?!」
焼杉ハウス
岐阜から東に「焼杉」はない
「床・壁・天井を同一材で」
銅板
手に応答してくれる素材
風化の課程
屋上庭園
サヴォワの言い訳、ユニテにも
ノルマンディにも「芝畝」
「植物を取り込んだとたんに妙な感じになる」
茶室
三間四方 ココノマ
比率のデタラメ
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茶室のところでは↓のようなイラストがありました。
ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」のイラストとともに。
横に座ってた元教え子の今やってる課題が偶然にも「茶室」だったので、あとで飲みに行って茶器バブルやら売茶翁やらレクチャーしました。も一つついでながら、この日は早く着きすぎたので船場センタービルの天牛堺書店に行ってしまい、ゴンブリッチの原書とThe Human Figure in Motionを買いました。帰り重かった。
showcaceは無事終了
otokichi showcase‘09、無事終了しました。来てくださった方々、ありがとうございました。特に受け持った学生たちが見に来てくれたのはうれしかった。違った意味で油断が出来ませんが。
いろいろと画策してはいましたが、久々の展示にあわあわしている間に期間が終わった感じです。半分くらいしか実行できなかった。それでも製作環境が前より整ったので良かった良かった、と勝手に納得しています。オーナーのtk4m氏の面前で「コレ(今回の展示)を踏み台に、、、」などと口走ったりと、無礼千万この上なしの厚顔ぶりを発揮したりして、反省しきりです。
だからお詫びってわけでもないけれど、tetradを一つ置き土産にしてきました。PSE法の改正(改悪)で、もう店舗には置いていない作品です。
さて、次はどう動こう。
showcase 最後の週末
otokichi showcase‘09、やってます。もう最後の週末です。にもかかわらず、まだ搬入予定作品があったりします。
「おと吉文庫」と題して、私の本棚からイイ本をピックアップして持ち込んでます。手塚治虫のMWなんかも置いてあります。そこに私のネタ帳も紛れ込ませました。じっくりご覧ください。
土曜日(明日)はオープンの3時から在廊予定です。店は朝まで開いてますが、私は日付が変わるくらいまでいようと思っています。
otokichi showcase ‘09
完全ではありませんが、詳細決定しました。DMは上の画像です。タイトルは「otokichi showcase ‘09」です。2009年のおと吉展示という意味です。ここ数年、作品展示はやっていなかったので、その間に溜まっていた夢想をプロトタイプにして吐き出します。
場所 :crude OHANA(クリュード オハナ) 大阪市鶴見区今津南 1-4-19
期間 :2009/6/16〜7/5
土曜日の15:00〜21:00くらいは在廊する予定です。それ以外の日時でも予め連絡をいただければ、都合の合う限り在廊します。crude OHANAはカフェギャラリーなのでコーヒー一杯でも飲んで行って下さい。ちゃんとおいしいです。でもトコトン金がない人は、その旨を話せば通じるかもしれません。
crude OHANAはJR放出駅から徒歩10分に位置しております。まだ頭ン中の企画ですが「おと吉文庫」として、私が影響された本を展示してみようかとも思っております。是非是非お出でませ。
CROSSING / CRASHING
またもやpallaさんの展示情報です。上のタイトル画像を見る限り、何だかポップです。「REFLECTIONS」シリーズの第5弾。最近は再び都市のイメージに原点回帰しているようなので新作映像作品は楽しみです。
場所 :海岸通ギャラリーCASO
期間 :2009/6/9〜6/21
時間 :11:00〜19:00(最終日は17:00)
同時開催イベントとして、出たばかりのpallalinkDVDの上映会もあります。私もまだちゃんと見ていないので、どうせなら大画面で観ましょうかね。
期日 :2009/6/13
時間 :17:00〜
恒例の西川文章さんのライブパフォーマンスもあります。
期日 :2009/6/20
時間 :17:00〜
久々に個展
訃報:忌野清志郎
「音楽で何ができるか」なんてケツの青いことじゃなく
「音楽が何をすべきか」を実践し続けてきた人でした。
私にとっては、いろんな意味で壁を打ち壊してくれた先達でした。
ありがとうございました。
とてもとても感謝しています。
ご冥福をお祈りいたします。
画像は彼の曲の中でも、とてもとても好きだった曲の歌詞です。
雨漏り
連休を前に、ウチが雨漏りしました。まあ建物が大正時代のものなので、そこここに傷んだところあるのは仕方のないこと。職人さんが屋根に上がってチェック。
棟周りの瓦が沈んでいて結構手を入れないといけない感じです。足を乗せれば踏み抜けそうだとか。私は店子なんで決定権はないのですが、建物の寿命を延ばすためにもキチッと直してほしい。それでなくてもあちこちで「平野」を感じさせる建物が減っています。さて、大家さんの決断や如何に。