「差異と反復」-difference & reprise-

まだこのHPを含め、積極的には宣伝していませんが、最近作った照明に「one & another light」というのがあります。その過程から「差異と反復」というテーマについてずっと考えています。ドゥルーズ=ガタリによるこのタイトルの著作がありますが、それも含めた流れにはライプニッツ(デカルト、スピノザと絡んで)のモナドの考え、そこからのドゥルーズの「襞」、新しくは中沢新一の著作に見られる事物の捉え方があります。このテーマに対して思い当たる具体的事例も多数あり、何か自分なりのまとまったものになればなあと望んでいます。

BON 個展

Moguri rooMでのお友達のBONちゃんが個展が開催されています。とにかくオススメです。
初期の作品には「クリムトっぽい」とか「フェルメールっぽい」とか失礼な指摘もできましたが、
最近のはBON以外の何者でもないものになっています。スゴイ!

BIRTHDAY EXHIBITION
at 「der Neue Raum」
北区南森町2-2-18
(地下鉄南森町駅1番出口から北へ1つ目の角左折「ULTRA」の横)
06-6315-6667
8/11まで
11:30〜22:30

清田雄司木版画展

学生時代に出会った先生たちの中で「先生」と呼ぶに差し支えない人は少ないものです。その中の一人、高校の美術部時代にお世話になった清田雄司先生の個展があります。その作風には圧倒的な迫力があります。是非、足を運んでみて下さい。

清田雄司木版画展
ホテル日航大阪(3階ロビー)
7月22日(月)〜28日(日)
AM11:00〜PM7:00
地下鉄心斎橋駅?号出口直結

私も初日には出向くつもりです。

ちなみにテーマはいつも「木」です。

soya

このHPでもLINKしている Hs work-shop 設計のカフェ“soya”がOPENしました。(7/1) 中央の吹抜けにはおと吉製作の照明が吊られています。(写真参照) 四ツ橋筋・長堀通りの交差点から一本づつ堀江側に入ったところ(シャルボンの向かい)にあります。機会があれば見に行ってやって下さい。
 大阪市西区北堀江1-9-3
 06-6110-1460
 平日 18:00〜2:00
  土 11:00〜2:00
 日祝 11:00〜22:00
soya

soya

訃報

SQUATTER主宰の大島哲蔵さんが亡くなられました。私個人にとっては「目の上のタンコブ」が突然なくなったような感覚が今あります。だからと言って「スッキリ」した感じではもちろんなく、「前進やむなし」の状況に放り出された感じです。私は悲しむのが得意ではないので、自身の行動にそれを取り込み、消化していこうと思っています。
ご冥福をお祈りします。

“HAUSEN”というブランド

ここ数ヶ月“HAUSEN”という家具などを扱うブランドの立ち上げに係わっています。個展にあったペン立てもHAUSENの一商品となります。先日も別件で照明デザインの依頼があり、それもラインナップに加わる予定です。
で、その“HAUSEN”が雑誌popeyeの次号にて紹介されます。私もデザイン・メンバーとして載っているそうなので、買わないまでも、本屋でチェックして見て下さい。ませませ。

そんなこんなでプロダクトの数が増えています。それにここのHPが更新されていないとの批判もあり、ただいま大改造を計画中。請うご期待。

where & who

最近、私が何者であるのかということがmediaでの露出の仕方に現れました。
堀江junctionというサイト(http://www.hjn.jp/です)で個展と作業場の取材を受け「建築家」と紹介されました。片や、その私を設計者とするべく排出した修成建設専門学校の広報関係では「product designer」として扱われています。
他人任せで好き勝手やられると、人それぞれに
カテゴライズしないと困るんだろうなあ、皆。

本日終了

個展が終わりました。先ほど全て撤収して参りました。
初めてのこととて不行き届きも多々ありましたが、来て下さった上に当HPにてこの文を読んでいる方(いるのかな?)、ありがとうございました。前にも書いたように遣り残し感もあったりで、秋頃にまたやろうかな、などと考えています。
夢は拡がる今日この頃。

楽しんでしまった

USJ行ってきました。嘘偽りなく楽しかったです。特に“Back to the future”。8人乗り、ケツを切断されたデローリアン6列×3段の18台がシンクロしてうごめく様は圧巻でした。

ウォルト・ディズニーというオッサンの-いたいけな-想像と2次元のアニメとを立体化したTDLとは違い、映画のセットを元にした建物による構成はその始めから3次元を念頭に置いた嘘であり、興醒めすることなく場所に入っていけました。

修学旅行生の多種多様のセーラー服集団や美空ひばりのような中国人のオバチャン、どこに行くにも短パンにT-シャツ(“Florida”などと書いてたりする)のアメリカ人などなど、そこにいる人の構成もまた十分に観察の対象たり得るものでした。

あんな場所へ私の家からJR210円で行けてしまうという事実もまた驚きに値します。

個展も終盤

個展も終盤に差し掛かっていますが、結局 予定していたものの全ては未だやりきれておりません。
どうしよう。

前の舞洲でのartbeatやGallery NADAR主催のNADAR nightでもそうでしたがとても深く興味を持つ人がいる一方、モノが売れないというのは今回も同じ。

Where you are ベースのペーパーウェイトや音楽CDは気が向けば今週末辺りに用意するかも。(こんなだから売れないんだな、きっと)

ところで明日4/23には何故かUSJに行ってきます。
招待券で行くので何かnegativeな感想を抱く予感がしています。
そこら辺り追ってここにレポートUPします。