明けましておめでとうございます。
何だかいろいろなことがこんがらがってる昨今です。そんな状態を解きほぐす一年にしたいと思っています。
本年もよろしくお願いします。
“形”STUDIO/田中おと吉 2013.1.1
※画像はメキシコ国立人類学博物館にて撮影し「わかんなくなったヘビ」と勝手に命名したものです。
http://www.katachistudio.com/?itemid=55
美術部の看板
facebookで大昔の友人につかまることはよくあること。私もご多分にもれず、高校時代の美術部の部長に見つけられました。で、彼が当時の絵だとかをアップしてるのに釣られて私もアップ。この画像はその中の一枚で私が書いた美術部入り口の看板です。構成主義(YMOがネタ元)とアール・デコあたりに色濃く影響されています。
『「ひかり」のポリフォニー』展示空間
pallalink月組の一員としての展示空間の設計です。
奈良県立図書情報館の庭園にスクリーンを張り、pallaさんの映像作品を照射するプロジェクトでした。pallaさんより全体像の指定があり、2種6枚のスクリーンと2種3台のプロジェクター台を設計しました。
スクリーンは足場用単管パイプにワイヤーロープを上下に張り、蚊帳を渡しています。
会期中毎日プロジェクターの出し入れをするため、その台はプロジェクターの収納ケースを兼ねる設計としました。それぞれ、目的に応じた照射角度の微調整が容易にできるように設計しています。この子たちはプロダクトとしてリファインして再デビューさせなきゃね。
来場者は重なるスクリーンの中を回遊し、自然と彼らも一時的な展示物となる。庭園全体が『「ひかり」のポリフォニー』を表していました。
場所 :奈良県立図書情報館 庭園
期間 :2012/2/7〜2/19
時間 :17:00〜19:30
2月11日(土)には「FMラジオライブ:「ひかり」のポリフォニーのためのサウンドトラック」と題したライブ演奏がありました。来場者がFMラジオで演奏を聴きながら庭園を回遊という試みでした。
アーティスト :ASUNA、Sonir、slonnon、omoidemaigo
コーディネーター :sukima industries
日時 :2012/2/11 17:30〜19:30
音響 :米子匡司
系
「富山プロダクトデザインコンペティション2011」の第1次審査通過案です。
タイトル:
系(けい)。この言葉には「一つづきにつながったもの」、「相互連関を持つものの集合」などの意味があります。
コンセプト:
「不変」でもあり、また「可変」なヒトやモノたちのつながりのあり方を現したペンダントライトです。
太陽に対する惑星や原子核に対する電子は、常に法則により一定の距離を保ち、軌道を描きます。私たちも常に複数のヒトやモノと一定の間隔を保ちつつ、いろいろな形でつながっています。それは家族との距離であるかもしれないし、愛着のあるモノの重要度であってもいい。皆、時期や場所によって誰かやどれかが「核」(=光源)とその取り巻き(=複数に分かれたシェード)となって集まりをつくります。その核と軌道たちがつくる形は、円盤のように整った時もあれば、ヘビのとぐろのように乱雑であったりもする。具体的には、使う人の気分や求められる灯りの質によって、「不変」な一つの照明が「可変」な姿と光を与えてくれます。
構造、材料:
形態全体を変化させる仕組みは、スフェリカルベアリング(骨格の関節の動きを模した部分的な球体の重なり)で成っています。構造部分にはステンレスを採用。それぞれのパートが接触する部分にはシリコンの層を設けることで、滑らかな動きを可能とします。光源部分は直径12cmのガラスの球体で、中にはこれからも電球の前提サイズとなるであろう白熱電球の大きさを採用し取り付け交換が可能なものとします。大きさは一番外側の軌道で外直径60cmです。
シェード部分はステンレス板とステンレスワイヤーで構成されています。また、下部のステンレスリングを着脱可能とすることで、シェードの分解清掃や、シェードの数の調整ができます。
豆庭ビルで総仕上げ
圧倒的な空間が現れました。布を使ったインスタレーションに囲まれての第二回 西横堀川街講座「この街、私の町、つながる風景」はかなりイイ感じで終了しました。ほとんどの人が何らかの収穫を得て帰れたようです。またいくつものチャンネルで今後の展開が期待できそうです。第一回がしゃちほこばった“シンポジウム”だっただけに(あれはあれで成功なんだけど)より地に足が付いたイベントにできたところはとのまの河田さんに拍手拍手!いやそれより素晴らしい素材を持ち込んでくださったfabricscapeの山本さんと素晴らしい場所を提供してくださったレコッコレの横田さんを始め、木村さん白須さんに山口さんと参加していただいた皆様に感謝感謝です!
あらましをtogetterってくれてるのでご覧あれ。
http://togetter.com/li/401678
当日のUstもあります。改めて見て自分で思った。はい、司会者でした。
http://www.ustream.tv/channel/nishiyokobori
この街、私の町、つながる風景
またまたとのまの河田さんの誘いに乗って今昔西横堀川と新しい町人のまちづくりの活動です。10/8に丼池(どぶいけ)ストリートで始まった西横堀川ワークショップ『大阪丼池ストリート「布」のある新しい風景』。いよいよ総仕上げのインスタレーションと座談会です。
第二回 西横堀川街講座「この街、私の町、つながる風景」
今回の西横堀ワークショップ『大阪丼池ストリート「布」のある新しい風景』では、参加者の「よそ者」の視点によって、丼池ストリートの中に溶け込んでいる街の魅力であったり、成り立ちや問題点などを見つけ出しました。
これらを受け、会場である豆庭ビルの前庭に、この街のこれからにつながる新しい関係や、潜在的な街の思いをすいあげられる「布のある風景」を実際のスケールで、この街の中に作り出します。
この座談会ではこの風景の下、「この街、私の町、つながる風景」と題し、参加者全員で考えた「新しい布のある風景」の発表を受け、新しい街の姿が提示された「この街」と、ゲスト・ワークショップ参加者・丼池の人たちが考える「私の町」とが、どのようにつながることが可能か、また、本来「街・町」はどのようなものなのかを、みなさんで考えて行きます。
ゲスト(50音順、敬称略)
小池志保子(大阪市立大学生活科学部准教授)
榊原一憲(森の集い代表)
末村巧(みんなの不動産代表)
濱太郎(大阪繊維共同販売所「OSKビル」代表)
横田朋美(オーガニックキッチン「レコッコレ」オーナー)
プレゼンター
木村吉成(木村松本建築設計事務所)
白須寛規(design SU)
山口陽登(株式会社 日本設計)
山本紀代彦(fabricscape)
日程:2012/11/4(日)
時間:15:00〜18:00
場所:大阪府大阪市中央区北久宝寺町3-4-1豆庭ビル
参加費:500円
ビブリオバトル
南船場フォトウォーク2012
杭全神社御鎮座千百五十年
ここ数年トンテンカントンテンカンとやっていた杭全神社。いよいよ完成お披露目イベントです。杭全神社のHPの「御鎮座千百五十年記念行事のご案内」を見ると御田植神事に舞楽からジェンベ演奏ときてジャズ演奏までイベントてんこ盛りです。インド舞踊が見たいなあ。そうそうくまたんも来るらしい。キュウリを手に持つ実物を見てみたい。
場所 :杭全神社
期間 :2012/4/13〜4/15
「ひかり」のポリフォニー
palla展示の詳細です。奈良県立図書情報館の庭園に蚊帳のスクリーンを張って、その重なりが庭全体に広がる。さてどんな感じになるのか。設営当日にホンモノを見るのが楽しみです。
河原さんの作品って何なのか。本人に尋ねても「う〜ん」って帰ってきます。奈良県立図書情報館のページを見ると今回は「映像と音のインスタレーション」とのこと。そりゃそうだ。寒い中のしかも夜の展示ですが是非お越しを!
場所 :奈良県立図書情報館(奈良市大安寺西1丁目1000番地)
期間 :2012/2/7〜2/19(※休館日12月13日(月))
時間 :17:00〜19:30(※雨天中止)
2月11日(土)には「FMラジオライブ :「ひかり」のポリフォニーのためのサウンドトラック」と題したライブ演奏があります。FMラジオで演奏を聴きながら参加者が庭園(展示会場)を回遊するという変わった試みです。FMラジオは図書館の貸し出しもあるそうだけど、使い慣れた自分のを持参した方がいいかも。
アーティスト :ASUNA、Sonir、slonnon、omoidemaigo
コーディネーター :sukima industries
音響 :米子匡司
日時 :2012/2/11 17:30〜19:30
※雨天時、交流ホールで開催