Mexico-Day4その1

初めてメキシコ・シティーの中心部を出る.メキシコ・シティーは大気汚染がひどい、と聞いていたけれど、都市部を出て実感しました.この日の目的はアコールマン(Acolman)の教会堂.建物正面には原住民の手による装飾が残っている.その画像を獲得するのだ.(って撮影は中谷さんだったんだけど)

教会堂(博物館でもある)は朝9時からだというのに、7時に到着.撮影開始.

その甲斐あってか、現在閉鎖中の教会堂内部も見せてもらえました.足を踏み入れた瞬間、ここが特別な空間である、というのが伝わってきました.整合性がないのに統一感のある不思議な空間.

正面以外は実に簡素な造り.

教会堂の外観は城塞のような造りなのに、中庭だけは南スペインで見たような、緑豊かで心地よい空間でした.

Mexico-Day3

この日は朝からルイス・バラガン設計の自邸とヒラルディ邸を見学に.


ホテルから最寄りの地下鉄駅(Insurgentes駅)では何かのセレモニーが行われていました.地下鉄はどこまで乗っても2ペソ(約20円).さして安いと感じられなかった物価と比べて考えるに、貧富の差があることを実感する.


残念ながらバラガン邸内部は撮影禁止.レセプション付近の撮影でガマン.


実はバラガン邸と間違えて、先にヒラルディ邸へ行ってしまい、あわてて移動.ファサードをちゃんと見たのは、内部を見学した後のことでした.


ヒラルディ邸も内部の撮影はバツ.有名な邸内のプールには少なからず衝撃を受けました.


午後は国立人類学博物館に移動.日本と同じく月曜日はお休みだったのですが、強引に交渉を成立させ、INAH(Mexican Instituto Nacional de Antropologia e Historia / National Institute of Anthropology and History : 日本で言うと文化庁の一機関のようなもの)の本部に移動.画像はその中庭を覆う天窓.中央に見えるINAHのロゴが良い.有名な「太陽の石(アステカ・カレンダー)」をモチーフにしている.従って半開きの目のように見えるのは、実はアッカンベーの舌なのです.

Mexico-Day2 その2

二日目、午後はソカロ(中央広場)に移動.


ソカロ(中央広場).アステカ帝国時代からの中心地であったこの場所は、コルテスの征服後のスペイン統治下でも中心地として存続した.既存の神殿などは破壊され、埋め立てられ、その資材はソカロに面するカテドラル(画像正面)や国立宮殿(同右端)の建設に再利用された.


そのメトロポリタン・カテドラル.メキシコらしさいっぱいのコッテコテのファサードでした.


長すぎた工期(1563年着工、1681年完成)のためか、様式に整合性の感じられない内装.


しかし、バロック時代内につくられたのは事実.興味を引く破綻もなく、今回の旅行のテーマからははずれる.


それでも入り口をくぐるときには何だか神聖な気分になるものです.


(資材となった)テンプロ・マヨール遺跡から(それがつかわれた)建物たちを見返す.


テンプロ・マヨール博物館.概してメキシコシティーの近現代建築には、よくできたものが多かった.


日も暮れ始め、ヘロヘロになってこの日は終わり.

「De-sign Room」に出展

明日3月7日より「扇町インキュベーションプラザ メビック扇町」の「De-sign Room」というイベントに参加します。デザイナーがそれぞれのオリジナルプロダクトを持ち寄って一つの“雑貨店”を作り上げる、というコンセプトだそうです。特に3月25日までの最終週が、他の出展者も含めて盛り上がりそうです。是非お越しを。
詳しくはコチラをご覧ください。
http://www.mebic.com/event/

Mexico-Day2 その1

二日目の午前中は国立人類学博物館.建物、展示、展示物のどれをとってもすばらしい博物館でした.


博物館のエントランス・ホールを抜けて中庭に進む.どこをとってもスキのない、よく考えられた設計でした.(1964年、ペドロ・ラミレス・バスケス設計)


どっしり座るえらい人.


亀の人.


むーふ、うーな人.


うーいーな人.


ライディーンな人.


くわえタバコでデジカメ画像を確認する私.長時間のフライト(しかもアメリカの空港経由)の後だけに、タバコを吸える自由はありがたかった.


わかんなくなったヘビ.アンモナイト絶滅の過程を示す化石に、これに似たのがある.不思議な相似.

Mexico-Day1

まずは出発日から.

出発前から、皆お疲れのご様子.手前から北浦さん、和田さん、背中を見せる中谷さん.


機路メキシコへ.サフランシスコ経由でした.アメリカのハイジャック対策については、聞いてはいましたが、指紋に写真に靴まで脱がせる異様なものでした.


いよいよメキシコ到着.眼下に見えるはメキシコシティ中心部.手前にチャプルテペック公園.その中の白い建物は、今回通いまくった国立人類学博物館.

実はこの日は私の誕生日.時差の関係でとても長い誕生日でした.ホテルにチェックイン後に、メキシコ版のファミレスで祝ってもらいましたが、なぜか周りはゲイばかり.異様な雰囲気でした.

Mexicoから

帰って来ました。
さっき時差ボケで起きてしまったので、ついでに報告を。
今回の旅行ではスケッチする時間もなく、写真をパシャパシャと撮ってました。主要なところは順次アップしていきます。
この前の記事ではコムズカシイことを言ってますが、旅行の目的は、ある本の挿絵の権利取得がメインでした。詳しくはオヤブンである中谷さんの記事をご覧あれ。
(ついでに彼の「ワーイ!」な画像も

Mexicoに

行ってきます。
トップページにも書きましたが、2/19から2/26までの一週間です。公的な目的は“学術調査”であります。詳しくは、“中世ヨーロッパ建築に見られる原住民の様式のこん跡を探す”ことです。ただ、それを示すような画像が得られればほぼ目的達成なので、掘り返したり、測ったりの調査ではありません。
時間があれば、バラガンやマヤの遺跡も見てきます。
では一週間、音信不通の人になりますが、留守の間の日本をよろしく。(私の近辺だけで結構ですが)

ABENOロボット博

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

で、新年早々ロボットを見に行ってきました。天王寺の近鉄百貨店で本日5日まで開催されていた「ABENOロボット博」です。
「ROBO-PRO」所属の「クロイノ」目当てで行ったのですが、残念ながら彼のデモはありませんでした。
それでもHONDAの「ASIMO」のデモを見たので、それだけで大満足。以下、ASIMOデモの画像。


ASIMO、スター気取りで登場!


階段もスムースに降りてました


子供と踊るフラダンス


あし細!