まず、人の多さに驚きました。いつもは何となく遠慮で空いてる最前列に着くのですが、今回は空席を探してやっと着席。学生が多くいて、何となくザワザワした空気は、アーキフォーラムがINAXでやってたときの西沢立衛の回を思い出しました。
はじめにコーディネーターの香川貴範さんから「建築作品を招く」体(てい)でやることの説明が成されましたが、やっぱりピンと来ませんでした。そして本編へ。序盤はゲストの平田さんが今回招いた建築作品についてプレゼンをし、その後は他の関わった作品をプレゼン。で、コーディネーターのお三方が話し始めたところでお暇しました。だから今シリーズの特徴を知るというところまで行かず。それは次回以降の楽しみにしておくことに。
平田さんの作品については、むむむ、、、困ったなあ。作為的な前提条件を演繹的に敷衍しても、個人的な投了を観察することしかできません。これはせんだいメディアテーク以降の伊東豊雄作品にも言えること。やっぱり「建築」を標榜する作品には、周囲を取り込むばかりでなく、吐き出すものであって欲しいのです。まあ、でもやってて楽しいだろうな、とは思いました。その辺り、懇親会に参加して本人に確認するべきだったかなあ、と少し後悔。