アーキフォーラム/中村竜治の巻

ヘチマ近映
今回は諸事情があって早めに到着。それは全く杞憂に終わったんだけど、そのおかげで席は取れました。今回も混んでました。
演者の中村さんが登場する。勝手に「いかにもデザイナー」な感じを想像してましたが、出てきたご本人は華奢で静かな人でした。講演タイトルは何と「形」(!)。以下、私のノートより。カッコ内は私の注釈です。
・形→機能
   →感情
 (誰にとって面白いのか)
・蝶の箱 0.3mmの格子
 (boundaryについて)
・ヘチマ 波型の貫通 2次元⇔3次元(迷宮)
 イス→部屋→showroom→展望台(location影とかは?)
・メガネ屋→×ガラスの棚
      →布、カベに紙をピン止め、基礎
 (反復とズレ)
・展示 リボン<余条件>
・舞台美術
(平行投影の図面⇔透視図の現実)
(外形=余条件?)
ショッピングセンターの虚無感・違和感
→手掛かり⇔モノ発の
お店っぽさのツラさ(⇔現実→迷宮)
(汎用性のある場所性)
以上、主要なところを抜粋。プレゼンは短めで、コーディネーターとのやり取りに結構な時間が割かれていました。質問もさせてもらえた。それなのに謎は深まるばかり。中村さんが明瞭な答えを避けていたのがその理由。故意に避けていたのか、わかってて(遠慮して)隠していたのかは判別出来ず終い。個人的にはpallaさんみたいな人なのかなあ、と勝手に想像する。仕事だけを見れば、批判ではなくアイデアマンという印象なんだけど、最後まで中村さんのクライテリア(判断基準)がみえないまま終わった。懇親会があるのかわからないまま外に出たので帰路に就く。モヤモヤ、けれども結構楽しめた。