twitterでニョキニョキと顔が見えてて気になってた倉方さん。彼が主催する倉方塾に初めて参加しました。講演者は木村松本建築設計事務所の木村吉成さんと松本尚子さん。5分前に到着したらもうほぼ満席でした。入るとすぐにある人にとっ捕まって後方で話してるうちに講演が始まる。
以下、私のノートより。カッコ内は私の注釈です。
・快適に技術
スケール、エリア、フォルム→日々の快適
快適→負荷、ストレスの無い状態
・わたし、わたしたち、あなた
ジル・クレモン(Gilles Clement)のガーデニング
↓
他人の庭−テラス、空き地、苔など
↓↓↓
・生活←境界をまたぎつづける日々
・都会の生活→所有感の息苦しさ
・K
建築の要素として同格に扱われる家具、構造体
あいているかもと思ってしまう窓の計画
「家のなか」⇔「街のなか」に住んでいる
・mina
地域とのつながり方
・シナ
地域性→地域の構成を抽象化→具体化(抽出し形づくる)
地勢と人の生活→田舎の直行しない地勢の構成→平面計画
・倉方さんも入って「肌合い」の話とか
・木村松本建築→「弱いつながりを編みあげたような」
・「建築家の不可解(不可快?)さ」「建築は不安との戦い」
終盤は木村松本建築に独自の「型」の無さについてでした。私はそれを「視座」なんだと思っています。特に木村さんについては「眺めている人」だなあと勝手に納得しました。「眺めている」って言っても傍観者じゃなくて、脚本家のようなイメージです。建築と映画の対比で言うと「建築家=映画監督」のような図式を考えがちですが、「図面=脚本」と捉えると彼らの建築の構成や過程が良く見えるということ。倉方さんは「じゃ、クールハースですね」と返してくれましたが、どうなんだろ。クールハースの建築はそれほど脚本的じゃないしね(脚本的ってなんだ?と自問)。あとの流れにもついていっていろいろ話が出来て充実でした。倉方さんに対しては、ちょっと饒舌過ぎたなあと反省。次回も参加してみようかな。
追記:
ついて行った飲み屋がこんなだった。偶然に下階のギャラリーが今日テレビで紹介されててビックリでした。ここで「最強の施主」というものを見てこれにもビックリでした。